This is radio transistor2

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2011年1月16日日曜日

鉛筆と歯ブラシ


ビートの出会いを作ったのに、今までは影の存在でしかなかったイーディのことを伝えるためには、『ジャック・ケルアックと過ごした日々』の原書“You'll Be Okay”が出版される必要がありました。
それはイーディの念願で、ティモシーにとってはイーディが亡くなる前に託した大事な約束でもありました。
そこで今度は、ティモシーとイーディの出会いについて書きます。

住む家を失い車で生活をしていたティモシーが、共通の友人を通してイーディを紹介されました。「もしかしたら、少しの間、君を居候させてくれるかもしれないよ」と。
イーディを訪ねたティモシーは、奥のキッチンで芽キャベツのサラダと「アスパラガスみたいな」とイーディが呼んでいたスープをごちそうになりました。
ティモシーは今まで生きていて、イーディのようにすぐに打ちとけて、まったく批判をしない人に会ったなかったそうです。
気がついたら3時間もおしゃべりが続いて、「ここでよかったらどうぞ」という感じで、ティモシーの居候が決まりました。

一見、ただの親切心がなしたことかと思いきや、イーディにはある予感がありました。それはティモシーのジャケットのポケットに入っていた鉛筆と歯ブラシが、大きな引き金になったのです。

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