This is radio transistor2

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2011年2月5日土曜日

筋肉バカって!

『ビートニク』というドキュメンタリー映画の冒頭で、コロンビア大学のビートツアーの様子が出て来ます。ガイドが「ジャック・ケルアックはフットボールの奨学金で入学した筋肉バカだった」みたいなことを言っていて、こんな風に言われちゃうんだなあ、乱暴な言い方だなあと、苦笑してしまいました。(この映画で、ジョニー・ディップがケルアックになりきった感じで作品を朗読している様子が挿入されていました)
確かにケルアックには、俗に言う筋肉バカ的な一面もあるのかもしれません。
イーディがケルアックの故郷、ローウェルに遊びに行ったとき、ケルアックには体育会系の友人と文化系の友人の2種類がいることを知るのです。
また、体育会系と文化系の友人が、ケルアック抜きで交流することはなく、どちらかというとお互いに牽制しあっていたことも・・・。
ケルアックはそのどちらのグループからもアイドル的存在で、肉体派のインテリとでもいうのでしょうか!
『ジャック・ケルアックと過ごした日々』の10~11章に、その辺りの事情が詳しく描かれています。
また若きケルアックは、自分を取り巻くこの2つのタイプの友人たちの状況をモデルにした短編を手がけました。



        正門をくぐると、すぐの左側に、コロンピア大学のキャンパスマップが。
        コロンビア大学のキャンパスには、このようなマップが所々に配置されているようです。 
         由緒ありそうな建物が一杯! もちろんケルアックが通っていた時代には無かった建物
        もありそうですが。

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